カンタベリー・ミュージック|

カンタベリー・ミュージック| 名盤・定番セレクション

CARAVAN/CARAVAN

69年デビュー作

69年作の1st。

CARAVAN/IN THE LAND OF GRAY AND PINK

3rd

SOFT MACHINEと同じWILD FLOWERSを母体にRichard Sinclairらによって結成されたグループであり、カンタベリー・ジャズ・ロックシーンを代表するグループの71年3rd。彼らの代表作との評価も高いその内容は、淡いサイケデリック・ロックの質感と、Richard Sinclairの甘く響くボーカル、Dave Sinclairの各種キーボードによるマイルドなアンサンブルが上質に響くカンタベリー・シーン屈指の名盤であり、英国然とした湿り気を帯びた雰囲気とSOFT MACHINEよりもポップ且つメロディアスな音楽性が素晴らしい1枚。20分超の大作も採用し、プログレッシブ・ロックならではのスリリングなインタープレイを見せ付けながらも、やはりナイーブでセンチメンタルな叙情に溢れた傑作です。

CARAVAN/FOR GIRLS WHO GROW PLUMP IN THE NIGHT

SOFT MACHINEと同じWILD FLOWERSを母体にRichard Sinclairらによって結成されたグループであり、カンタベリー・ジャズ・ロックシーンを代表するグループの73年5th。

SOFT MACHINEと同じWILD FLOWERSを母体にRichard Sinclairらによって結成されたグループであり、カンタベリー・ジャズ・ロックシーンを代表するグループの73年5th。Richard Sinclairが脱退しリリースされた本作は、サックス、フルート、クラリネット、トランペット、チェロ、トロンボーン、そしてパーマネントメンバーとしてバンドを支えていくことになるPeter Geoffrey Richardsonのヴィオラなど贅沢な金管楽器をゲストに導入し、ポップ・フィーリングに溢れたジャズ・ロックを展開。3rdとあわせてカンタベリー・シーンに輝く名盤です。

CARAVAN/CUNNING STUNTS

75年作、邦題「ロッキン・コンチェルト」。

75年作、邦題「ロッキン・コンチェルト」。

CENTIPEDE/SEPTOBER ENERGY

英ジャズ・ロックの大名盤

ネオン・レーベルから発表されたブリティッシュ・ジャズ・ロックの大名盤。ロバート・フリップによるプロディース、ティペット夫妻の作曲、イアン・カー、エルトン・ディーン等総勢50名の参加と、これだけ揃えば名盤が生まれないはずがありません。ジャケット違いがちょっと残念。

EGG/POLITE FORCE

Dave Stewart率いるキーボード・トリオ、アグレッシヴなオルガン・ロックの傑作

Steve Hillageも在籍していたバンドURIELを母体として発足、名キーボーディストDave Stewartが率いたイギリスのプログレバンドの70年2nd。バンドは前作同様キーボートリオ編成ですが、ゲストにジャズフィールドのサックス奏者やトランペット奏者が参加し素晴らしい演奏を聴かせており、前作の路線を守りつつもより整合の取れた傑作となっています。Dave Stewartというとジェントリーなプレイに定評がありますが、本作ではAARDVARKのような歪んだハモンドオルガンの引き倒しも見せるなど、かなりアグレッシブなプレイを披露。ギターレスのハンデを全く感じさせません。そして一方ではHATFIELD AND THE NORTHに通じる華やかさも絶妙にブレンドされ、やはりセンスの良さを感じさせます。複雑な変拍子の応酬などプログレッシブなアプローチも素晴らしく、前作と併せて全プログレファン必携の名盤です。

EGG/EGG

Dave Stewart率いるキーボード・トリオ、アグレッシヴなオルガン・ロックの傑作

Steve Hillageも在籍していたバンドURIELを母体として発足、名キーボーディストDave Stewartが率いたイギリスのプログレバンドの70年デビュー作。その内容はキーボードトリオ編成による、Dave Stewartのプレイが大きくフューチャーされた個性的なオルガンロックを基本に、サイケデリックな質感を併せ持つアートロック作品となっています。実験的要素も強く出ていますが、複雑に練り上げられた楽曲群はやりすぎなほどの変拍子の嵐であり、音楽的なポテンシャルの高さはかなりのものです。後のNATINAL HEALTHやHATFIELD AND THE NORTHなどに通じるサウンドメイクも見られ、また、それらのバンドにはないDave Stewartのアグレッシブなプレイが堪能できる作品。4楽章からなる20分超えの大曲も収録したオルガンロックの傑作です。

EGG/CIVIL SURFACE

Dave Stewart率いるグループ、テンション溢れるオルガン・ジャズ・ロック

Dave StewartがHATFIELD & THE NORTH在籍中に、一時的に再結成され録音された3rdアルバム。74年作。HATFIELDに通じる緻密なジャズ・ロック・アンサンブルとアヴァンギャルドな感覚が合わさったサウンドは圧倒的なテンション。前2作で聴けた破壊的なオルガン・ロック・サウンドも健在で、演奏のダイナミズムは過去最高。傑作。

GILGAMESH/GILGAMESH

緻密なアンサンブルが光る英ジャズ・ロックの名作

後にHATFIELD AND THE NORTHのメンバーと共にNATIONAL HEALTHを結成することになるカンタベリー・ジャズ・ロックグループの75年作。その内容はAlan Gowenのジャズ・フレーバーを散りばめたキーボードを中心にしたアンサンブルで聴かせる作風であり、テクニカルなインタープレイやユーモラスな質感が素晴らしい名盤です。NATIONAL HEALTHにも参加するAmanda Personsのスキャットはよりジャジーな色合いを楽曲に与え、Phil Leeのギターはへヴィーさと甘くマイルドなサウンドを行き来し、NUCLEUSのベーシストでもあったJeff Clyneと技巧的なMike Travisのリズム・セクションはスリリングなアプローチで迫ります。HATFIELD AND THE NORTH諸作と並んで名作と言えるでしょう。

GILGAMESH/ANOTHER FINE TUNE YOU'VE GOT ME INTO

Alan Gowen率いるグループ、79年作、Hugh Hopper参加

Alan Gowen(Key)率いるジャズ・ロック・グループ、79年の2nd。Hugh Hopper(b)Phil Lee(g)、Trevor Tomkins(dr)との4人編成。浮游感溢れるメロディアスなキーボードと柔らかいタッチの流れるようなギターが優美かつ洗練されたメロディを紡ぎ、ベースがウネウネと動き回り、変拍子ばりばりのシャープなドラムが全体を引き締める、というスタイル。洗練と英国的叙情とのバランスが素晴らしく、また、テクニカルかつ温かみ溢れるアンサンブルもたいへん魅力的。HATFIELD & THE NORTHが好みでしたら、こちらも間違いなく気に入るでしょう。いかにもカンタベリー・ミュージックらしい手工芸のような逸品です。

GONG/MAGICK BROTHER

元SOFT MACHINEのデヴィッド・アレンが生んだ新しいトリップ・サイケ・バンド。69年のデビュー・アルバム。

GONG/CAMEMBERT ELECTRIQUE

(ジャズ+サイケ+ロック)÷David Allen=Gong

デヴィッド・アレン率いるGONGが71年にリリースした2ndアルバム。Pip Pyleの悶絶ドラミング、サックス&オルガンのアグレッシヴかつジャジーな演奏、Gilli Smythのスペース・ウィスパー、David Allenのユーモア溢れる弛緩ヴォーカルなど、すべてが聴き所。(ジャズ+サイケ+ロック)÷David Allen=Gongという公式が見事に確立したジャンル不問の大傑作。

GONG/FLYING TEAPOT

「Radio Gnome Invisible」と題されたシリーズの第1弾、73年作

David Allenを中心に結成され、個性的な浮遊感を持ったサイケデリックなスペース・ロックを確立。メンバーの出入りの多さからその人脈図は幾重にも枝分かれし、ファミリーバンドも多く存在し、プログレッシブ・ロックシーンに留まらず、エレクトロシーンなどにまでその影響を与えるグループの73年作。「Radio Gnome Invisible」と題されたシリーズの第1弾であり、GONG黄金期のメンバーであるSteve HillageやTim Blake 、Pierre Moerlenが初めて参加しています。David Allenの音楽性を象徴するような、トリッピーで摩訶不思議なスペース・サイケサウンドが魅力的な作品であり、全盛期GONGのサウンドの幕開けとなったアルバムです。

GONG/ANGEL'S EGG

ラジオ・ノーム3部作の第二弾

David Allenを中心に結成され、個性的な浮遊感を持ったサイケデリックなスペース・ロックを確立。メンバーの出入りの多さからその人脈図は幾重にも枝分かれし、ファミリーバンドも多く存在し、プログレッシブ・ロックシーンに留まらず、エレクトロシーンなどにまでその影響を与えるグループの73年作。「Radio Gnome Invisible」と題されたシリーズの第2弾であり、前作に続いて浮遊感のあるスペース・ロックサウンドを構築。Steve Hillageのギターが広く空間を埋め、Tim Blakeのキーボードがジャジーなテイストを加味、Didier Malherbeのサックスも素晴らしいアクセントとなっており、多くのスペース・ロックフォロワーの原点を見ることが出来ます。

HATFIELD & THE NORTH/HATFIELD AND THE NORTH

ジャズ・ロックバンドの代表格の74年デビュー作。HENRY COWのJeff ReighやRobert Wyattも参加。

元CARAVANのRichard SinclairとSteve Miller、元MATCHING MOLEのPhil Miller、後にNATIONAL HEALTHで活躍するPip Pyleにより結成され、Steve Millerが脱退、KHANを経たDave Stewartが参加したカンタベリー・ジャズ・ロックバンドの代表格の74年デビュー作。HENRY COWのJeff ReighやRobert Wyattも参加した本作は、メンバーの確かな技巧に裏打ちされた複雑な楽曲構成や、変拍子を用いたテクニカルなインタープレイを持ちつつも、カンタベリー独特の質感、メロディーの味わい、ポップ・センス、ユーモアを散りばめた極上のファンタジアを描く傑作です。

HATFIELD & THE NORTH/ROTTERS' CLUB

KHANを経たDave Stewartが参加したカンタベリー・ジャズ・ロックバンドの代表格の75年2nd。カンタベリー・ジャズ・ロックの代表作。

元CARAVANのRichard SinclairとSteve Miller、元MATCHING MOLEのPhil Miller、後にNATIONAL HEALTHで活躍するPip Pyleにより結成され、Steve Millerが脱退、KHANを経たDave Stewartが参加したカンタベリー・ジャズ・ロックバンドの代表格の75年2nd。カンタベリー・ジャズ・ロックの代表作である本作は、20分の大作「Mumps」を含め、 前作より全体的に整理、洗練された世界観をすっきりと聴かせる作風となっており、クロスオーバー・ジャズ・ロック色を強めた音楽性へと変化しながらも、彼ららしいポピュラリティーを持ったサウンドと、胸を打つメロディーが素晴らしい傑作です。

HENRY COW/IN PRAISE OF LEARNING

ReR盤とは違い、85年にフレッド・フリス等によってリミックスされたヴァージョン

HENRY COW/CONCERTS

73-75年のライヴ音源

HUGH HOPPER/HOPPER TUNITY BOX

77年作2ndソロ

JOHN G.PERRY/SUNSET WADING

英国的な陰影に富んだジャズ・ロックの名作

キャラヴァンの「夜ごと太る女のために」「ニュー・シンフォニア」でのベーシストとして有名なJohn G. Perryの唯一のソロ作。76年リリース。元クリムゾンのMichael Giles、後にQUANTUM JUMPを共に結成するRupert Hine等が参加。ひとつひとつ丁寧に紡がれた繊細なサウンドは絶品。

KEITH TIPPETT GROUP/DEDICATED TO YOU BUT YOU WEREN'T LISTENING

豪華メンバーに彩られた英ジャズ・ロックの名作、71年作

KING CRIMSONへの参加で名を馳せたイギリスのジャズ・ピアニストの71年作。Robert WyattやElton DeanといったSOFT MACHINE人脈が参加し制作された本作は、スリリングなインプロヴィゼーションの応酬が聴き所のフリーフォームなジャズ・ロック作となっており、Robert Wyattの迫力あるドラミングをはじめ、Elton Deanの技巧的なサックス・ソロ、後にISOTOPEを結成し主導していくGary Boyleの味わい深いギターなどに彩られながら、KEITH TIPPETTがいぶし銀のプレイを連発します。前衛的な部分を多く含んだ中に、彼らのひらめきが記録された名盤と言えるでしょう。

KEVIN AYERS/BANANAMOUR

73年発表の4thアルバム。「BANANA FOLLIES」というミュージカル用に書かれた作品を収録した作品。ワイアット、ラトリッジも参加。

KEVIN AYERS/SWEET DECEIVER

ジョン・ケイルやイーノらとの「JUNE 1 1973」を挟み、前作にも参加したオリー・ハルソールを共同プロデューサーに迎えて制作された6作目。75年作。ロック、バラードからボサノヴァ、トロピカルな曲まで、シンガー・ソングライターとしてのケヴィンの魅力に溢れるポップな一枚。エルトン・ジョンがゲスト参加。

KEVIN AYERS & THE WHOLE WORLD/SHOOTING AT THE MOON

70年作の2nd。デヴィッド・ベッドフォード、マイク・オールドフィールド、ロル・コックスヒルなどの全面参加で、前作に比べ実験的なアレンジが冴える傑作。

KHAN/SPACE SHANTY

Steve Hillage率いるグループ、カンタベリー・ミュージックを代表する名作

David Allenを中心に結成されたプログレッシブ・ロックを代表するバンドGONG。そのGONGを支えたギタリストであり、当時URIELを経たSteve Hillageが、THE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWNのメンバーと共に結成したグループの72年作。URIELやARZACHEL時代の盟友Dave Stewartをゲストに迎えたその内容は、後にHATFIELD AND THE NORTHで開花するDave Stewartの個性と言えるカンタベリー・ジャズ・ロック路線のアプローチに、Steve Hillageらしいスペース・サイケデリックな味付けが冴える作風であり、スペース・ロック、カンタベリーの両ジャンルから見ても重要作と言える、強烈な個性を放つ名盤となっています。

LADY JUNE/LADY JUNE'S LINGUISTIC LEPROSY

74年作、ケヴィン・エアーズ全面協力

MATCHING MOLE/LITTLE RED RECORD

72年作2nd

脱退したデイヴ・シンクレアに代わりデイヴ・マクレーが新加入。ロバート・フリップのプロデュースで制作された2nd。ウィットとユーモアを内抱したジャズ・ロックというワイアットの目指していたサウンドが完成した名作。

MIKE OLDFIELD/TUBULAR BELLS

イギリスのマルチ・プレイヤーの73年デビューアルバム

多重録音という言葉が既に死語となりつつある現代においてさえ強烈な存在感と圧倒的な完成度を誇るイギリスのマルチ・プレイヤーの73年デビューアルバム。契約第1号アーティストのデビュー作としてヴァージンレコードの飛躍にも多大な貢献をした大名盤であり、また、本人の意図の範疇ではないながらも映画「エクソシスト」のテーマとしても有名な作品です。そのためおどろおどろしいイメージを持たれがちですが、実際はどこまでも美しく、雄大な自然を想起させる25分、23分の大曲2曲であり、膨大な数の地道なオーバーダビングを繰り返して作られた完全無欠の音像は70年代ロック史に深く刻み込まれています。

NATIONAL HEALTH/NATIONAL HEALTH

カンタベリー・シーンの重要グループであるHATFIELD AND THE NORTHとGILGAMESHの中心メンバーが結成したジャズ・ロックバンドの78年作。

カンタベリー・シーンの重要グループであるHATFIELD AND THE NORTHとGILGAMESHの中心メンバーが結成したジャズ・ロックバンドの78年作。Dave Stewart、Phil Miller、Neil Murray、Pip Pyleというキャリアのあるメンバーに加えてGILGAMESHのAlan Gowen、CARAVANやSOFT MACHINEとつながるJimmy Hastings、そしてGILGAMESHにも参加しているAmanda Parsonsなどゲスト人も強力。その内容はDave Stewartの存在感を感じさせる、HATFIELD AND THE NORTHの音楽性をよりジャジーにしたような作風であり、4曲の大作から成るカンタベリー・ジャズ・ロックの集大成といえる圧巻の傑作です。

NATIONAL HEALTH/OF QUEUES AND CURES

HATFIELD AND THE NORTHから発展した英ジャズ・ロックを代表するグループ

Alan GowenとNeil Murrayが脱退し、元HENRY COWの奇才John Greaves(b)が参加した78年作2nd。Dave Stewart、Phil Miller、Pip Pyleとの4人編成になってまとまりが増したせいか、アンサンブルの強度はグッと増した印象。めまぐるしく切り替わるダイナミックな展開の中、一糸乱れぬ正確さで一気に駆け抜け、聴き手を置き去りにします。呆気にとられるほどのスピードとエネルギー。圧倒的なテンション!ジャズ・ロックのファンもアヴァン・ロックのファンも、またまたクリムゾンのファンも、知的でエネルギッシュなサウンドを好む方は大必聴の傑作。

SLAPP HAPPY/SORT OF

72年デビュー作

72年発表の伝説のデビュー・アルバム。

SOFT HEAP/SOFT HEAP

カンタベリーを代表する4人のミュージシャンが結成したグループ

Elton Dean、Hugh Hopper、Alan Gowen、Pip Pyleというカンタベリーを代表するミュージシャン4人が集まったグループ。79年作。エネルギッシュかつクールに暴走するドラム、ウネリを上げるベース、フリーキーに畳みかけるサックスというフリージャズをベースに、Alan Gowenがリリカルなエレピで空間を広げる、という鮮やかなアンサンブルが魅力。知性溢れる逸品。

SOFT MACHINE/BUNDLES

Allan Holdsworth参加の唯一作、圧巻のテクニカル・ジャズ・フュージョン・ロック!

オリジナル・メンバーのKevin Ayers以来のギタリスト、Allan Holdsworthが加入し、『6』『7』と推し進めてきたフュージョン色をより強めた作品。75年作の8thアルバム。Karl JenkinsとMike Ratledgeによる叙情性と浮遊感のあるキーボード・ワーク、そしてその上をテクニカルに疾駆するHolldsworthの流麗なギター。John MarshallのドラムとRoy Babbingtonのベースによるロック的ダイナミズムに溢れたソリッドなリズム隊も特筆もの。圧巻のテクニカル・ジャズ・フュージョン・ロック!Holldsworthの唯一の参加作となった傑作。

SOFT MACHINE/SOFTS

John Etheridgeが加入した73年作、後期ソフト・マシーンの代表作

最後のオリジナル・メンバーMike Ratledgeが脱退。新たに元Darryl Way's WolfのギタリストJohn Etheridgeが加入。John Etheridge (G)、Karl Jenkins (Piano)、John Marshall (Dr)、 Roy Babbington (B)、 Alan Wakeman (Sax)という布陣で制作された76年作。シャープなリズム隊をバックにJohn Etheridgeの超絶ギターが炸裂するパートと、柔らかく広がるキーボード&ピアノとサックスによる優美なパートとがダイナミックに交差するアンサンブルが聴き所。圧倒的なテンションと浮遊感の間を超絶技巧とセンスで行き交う後期ソフト・マシーンの代表作。

SOFT MACHINE/LAND OF COCKAYNE

SOFT MACHINEの最終作となった通算11作目、81年作

英ジャズ・ロックを代表するグループ、SOFT MACHINEの最終作となった通算11作目。81年作。Karl Jenkinsがイニシアチブを取り、John Marshall、Jack Bruce、Alan Holdsworthらが参加して作られた作品。テクニカルなジャズ・ロックを期待して聴くと肩すかしですが、イージー・リスニング的な浮遊感のあるジャズ・ロックとして聴けばかなり完成度高いです。

STEVE HILLAGE/FISH RISING

75年作1st

David Allenを中心に結成され、個性的な浮遊感を持ったサイケデリックなスペース・ロックを確立したプログレッシブ・ロックシーンを代表するバンドGONG。その全盛期を支え続けた名ギタリストによる75年デビュー作。Pierre Moerlin、Tim Blake、Didier Malherbe、Gili Smythといった当時のGONGメンバーが集結し、加えて名キーボーディストDave StewartやHENRY COWのLindsay Cooperといった豪華なサポートを受けて製作された本作は、GONGはもちろん、後の彼の音楽性に通じる浮遊感を持ったサイケデリック・ロック色を強く見せており、STEVE HILLAGE主導のGONGという見方も出来る快作です。

STEVE HILLAGE/L

David Allenを中心に結成され、個性的な浮遊感を持ったサイケデリックなスペース・ロックを確立したプログレッシブ・ロックシーンを代表するバンドGONG。その全盛期を支え続けた名ギタリストによる76年2nd。Todd Rundgrenのプロデュースで製作されバックにはDon CherryやUtopiaメンバーが参加した本作は、Donovanの名曲「The Hurdy Gurdy Man」で幕を開けGeorge Harrisonの「It's All Too Much」で幕を閉じる非常にポップな印象のアルバムとなっています。しかしながら音楽的には独特のサイケデリックな音像を持ちオリエンタル・エスノ・フレーバーも感じさせながら彼らしいサウンドを提示。

目次

− 定番セレクション

〜ロックを掘り下げるワクワク感を伝えたい。〜

カケレコ渾身のロック探求企画!

吹けよプログレ!

ビギナー向け定番紹介からスタートし、イタリア、ドイツ、フランス、北米へとプログレの世界をぐるり周遊する幻想の旅。

ロックでぬれ!

僕らの愛しきロック図鑑。図表をふんだんに、色褪せない60〜70年代ロックを年代別・ジャンル別にナビゲート。

連れサイケ

ロックからサイケへの道しるべ。ロック・ファンのみなさまをサイケの深い沼へと誘う。